短期集中型のカリキュラム
字幕、吹替、放送など翻訳のジャンル別に講座が分かれているので、学びたい分野のみを必要な期間で集中的に学習できます。
初心者から始めて、1年でプロになれるカリキュラム
入学から卒業まで全ての講座が1年で終わるカリキュラムです。
- 英日吹替翻訳講座、英日放送翻訳講座は、基礎と実践が一本化したカリキュラムです。(受講期間は、他の字幕講座と同様に1年以内です。)
基礎科
映像翻訳を初めて学ぶ方は、基礎科からスタート。翻訳の基本ルールをしっかりと学び、実践科への土台を作ります。映像翻訳にはジャンル別に特有のルールがあるため、語学力があるというだけでは翻訳はできません。 例えば字幕はセリフの長さに対して何文字までという制限があります。吹替の場合は、役者の口の動きとセリフを合わせないといけません。基礎科では、これらの基本ルールをしっかりと理解した上で、誤訳がなく分かりやすい日本語訳にするための訓練を行います。
実践科
基礎科修了後の実践科では、プロに必要なスキルや知識の習得を目指します。実務で想定される様々なジャンルの映像を教材に取り入れ、幅広い分野で表現力や対応力を磨いていきます。
- 英日吹替翻訳講座、英日放送翻訳講座は、基礎と実践が一本化したカリキュラムです。(受講期間は、他の字幕講座と同様に1年以内です。)
トライアル
実践科を修了後は、翻訳会社ワイズ・インフィニティの翻訳者として登録するための試験(トライアル)を受験いただきます。合格者には翻訳のお仕事を依頼します。これであなたもプロの翻訳者です。
字幕、吹替、放送などジャンル別に学習ができる
一般的な映像翻訳の講座では、全ジャンルを1つの講座として取り扱うことが多く、全工程を修了するのに2年ほどかかることもあります。では、なぜワイズ・インフィニティの講座は1年間で学習が終えられるのでしょうか。
その理由は、字幕、吹替、放送とジャンルごとに講座が分かれているためです。全ジャンルを同時進行で学習するには、他スクールと同様に2年近くかかってしまいますが、ワイズ・インフィニティでは1つのジャンルを学び終えてから、別ジャンルに挑戦することができます。映像翻訳といっても、ジャンルによってルールや翻訳の方法は異なります。ジャンルごとに集中して学ぶことで、より深い学習ができると当校では考えております。
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字幕翻訳とは
翻訳したセリフを文字にして、映像に載せる手法です。表示時間に対して、読み切れる長さが決まっているため、文字数に制限があり、限られた字数の中で物語を紡ぐ技術が求められます。
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吹替翻訳とは
元の外国語音声を消し、日本語のセリフに置き換える手法です。声優が演技するための台本を作成するのが、吹替翻訳者の仕事です。元のセリフの口の動き・しゃべっている長さに合わせて翻訳します。
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ボイスオーバーとは
ドキュメンタリーでよく使われる手法です。元の音声を残しながら、その上に日本語の翻訳した音声(セリフやナレーション)を乗せていきます。吹替翻訳に似ていますが、口の動きやセリフの長さをきっちり合わせる必要はありません。
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放送翻訳とは
テレビで扱うニュース番組やロケ映像の翻訳をします。台本がない映像がほとんどのため、原音を聞き取り、日本語の原稿にしていきます。翻訳した原稿はテレビ局のディレクターが編集や演出を加え、テレビ番組に使用されます。