実践的で、きめ細やかな指導が、実際の仕事で役立っている
小林 英佳さん
講座 | 名古屋校 英日字幕翻訳講座 |
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修了年月 | 2020年11月 |
修了後の進路 | 2021年8月にワイズに登録 |
映像翻訳者を目指したきっかけは?
私は新卒で金融機関に就職したのですが、昔から英語や映画が好きで、いつか外国語に関わる仕事がしたいという思いが年々募っていき、転職を考え始めていました。その頃、英語学習サイトで初めて字幕翻訳の養成講座の存在を知ります。字幕翻訳者のインタビューなどを読んでいるうちに「面白そう、やってみたい」と強く惹かれていきました。ちょうどキャリアを見直したい、生活を変えてみたいと思っていた時期だったので、挑戦してみようと決心しました。
ワイズ・インフィニティの講座を受講したきっかけを教えてください。
目指すからには本気で取り組みたいと思っていたので、スクール選びの際は、「集中できる環境」であることを重視しました。
ワイズ・インフィニティの講座を選んだ1番の理由は、自宅から通えて少人数で受講できることです。講師の方や受講生たちと直接コミュニケーションを取りたいと思いましたし、説明会に参加した時に、直感的にいい雰囲気だと感じたので安心しました。また、できるだけ早く仕事につなげたかったので、他校と比べ短期間で修了できることと、母体が制作会社であることも魅力でした。
ワイズの講座を「ひと言」で表現すると?
「実践的」だと思います。
ワイズの講座では、あらゆるジャンルの課題に取り組みました。課題を通して、細かいルールや注意点などを実践的に学ぶため、今の仕事にも役立っているという実感があります。
また、経験豊富な講師の方による、きめ細かな指導も特長です。講師の方が全員の字幕を丁寧にチェックしてくださるので、自分の字幕を客観的に見て弱点を知ることができました。翻訳業界に長くいらっしゃる講師から、仕事の流れや業界の状況など生の声を聞くこともできて良かったです。
字幕翻訳の勉強を始めてから初仕事までの期間と、現在の状況は?
勉強を始めてから初仕事までは、約1年半です。修了後、トライアルを受験して3回目で合格しました。合格後は、他の翻訳者の原稿をチェックする「字幕演出」というお仕事を数回させていただき、その後、企業関連の動画や、配信コンテンツ、特典映像など、さまざまな字幕翻訳を担当させていただきました。
現在は継続的にお仕事をいただいています。仕事を始めてからの約4ヵ月間で、案件の数としては10件ほど担当しました(シリーズは1案件として換算しています)。稼働日数は、平均すると4~5日くらいですが、案件によっては朝から夜まで10時間以上作業する日もあり、かなりの体力と集中力を要するため、体調管理には気をつけています。
字幕翻訳者という仕事の魅力、面白さ、醍醐味は?
クリエイティブな仕事にやりがいを感じます。
映像にぴったりはまる字幕を思いついた時は、たまらなく嬉しいです。
もうひとつ、やりがいとして“勉強し続けられる”という点があります。英語や日本語のスキルにおいてはもちろんですが、どんな作品にも自分の知らない知識や新たな学びがあり、それらが蓄積されて自分の糧になっていくと思います。そうやって作品と真剣に向き合うこと自体が、とても面白いと感じます。
逆に、大変だと感じていることは?
映像やセリフに込められている意図をできるだけ忠実に正確に伝えなければならないため、プレッシャーは常に感じます。それだけ責任感と緊張感を持って仕事に挑むため、達成感も大きいです。
これから学習しようとする方へメッセージをお願いします。
とてもやりがいのあるお仕事だと思います。好奇心の強い方、勉強が好きな方に向いているのではないでしょうか。前向きな気持ちで続けるためには、ぜひ仲間を作って切磋琢磨してください。