2019.09.27
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ワイズ・インフィニティ 映像翻訳通信 Vol.98
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こんにちは。
ワイズ・インフィニティの花田です。
猛暑も過ぎ去り、街の様子もだんだんと
秋めいてきましたね。
すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
ワイズ・インフィニティではこの秋、
大阪と東京で英日吹替・ボイスオーバー翻訳講座を
開講します。
しかも、東京校のみとはなってしまいますが、
今回は待望の「アフレコ体験」がございます!
「アフレコ体験」といっても、もちろん
受講生がアフレコを行うわけではなく、
実際の収録スタジオにお邪魔し、
自分の作ったセリフをプロの声優に
読んでもらうという体験になります。
残念ながら春に開講したクラスでは
準備が間に合わず、泣く泣くカリキュラムから
外したのですが、
今回は晴れて組み入れることができました。
この貴重な機会を
ぜひ活用していただければと思います。
私自身も過去に吹替案件で
スタジオに行ったことがありますが、
やはり独特な雰囲気があり、
何となく落ち着きませんでした。
初めて訪れた時に驚いたのですが、
録った声は切り貼りできるんですよね。
どういうことかというと、
たとえば2文のナレーションがあったとして、
1文目のあと、少し間が空いて2文目が始まるものの、
言い終わりがちょうどカット変わりに収まらなかった場合、
2文目のしゃべり始めのタイムを
少し早めてカットに収める、なんてことも可能なんです。
*そもそも尺に合う長さで
初めから翻訳するのが前提ですが
どうしても翻訳を短くできなかった場合だと
お考えください。
音声が完全にデータ化されているからこそ
できる技ですよね。
その他、企業系PVなどで
同じ文言や文が繰り返し出てくる場合、
1回だけ録って、あとはコピーするということも
よくあります。
ドラマの収録では、
初めてガヤ録りを見た時が面白かったです。
「ガヤ」とは、街中の雑踏や学校内の音など
大勢の人がしゃべっているけど
具体的な内容は聞き取れない
(文字通りガヤガヤしている)音のことで、
収録現場では、複数の声優さんが、
話の筋とは関係ないことを
アドリブでしゃべります。
ディレクターさんから開始の合図が出た途端、
皆が一斉にしゃべり出すので、
一種のパフォーマンスのようでもあり、
見ているだけで楽しい経験でした。
残念ながら「アフレコ体験」では
声優さんを大勢は呼べないので
ガヤ体験はできないのですが、
プロの発声を十分に体感できると思いますので
その後の吹替翻訳作業に
いい影響を与えてくれるはずです。
吹替講座に興味が出てきたという方は
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