2019.12.13
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ワイズ・インフィニティ 映像翻訳通信 Vol.109
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こんにちは。
ワイズ・インフィニティの常宮です。
12月も残すところ、あと2週間とちょっとですね。
ワイズの講座のほとんどが
明日で年内最後の授業を迎えます。
ワイズ全体としては、
12/21(土)が授業納めです。
年末年始の休業日は、
12/27(金)午後~1/5(土)までです。
1/6(月)より通常業務を開始します。
休業期間中、資料請求やお申込み等を
いただいた場合は、1/6(月)以降に
順次対応をいたします。
ご迷惑をお掛けいたしますが
何卒よろしくお願いいたします。
それにしても、
今年の年末年始のお休みは長いですね。
皆様、お休みの計画は立てましたか?
家にいる時間が多くなると、
映画を見る時間が増えますよね。
私は、NetflixやAmazon Prime Video、
U-NEXTなど、複数の動画配信サービスを
利用しているのですが、
最近、Amazon Prime Videoで
字幕のクオリティがひどい作品がある…
とネット上で話題になっているのをご存知ですか?
一部の映画だけのようですが
「ちょっ」「わナ」「~みたいに」などの
謎の語尾が続いたり
日本語として意味が分からない珍訳が
ついている作品が配信されていたようです。
ネットで調べると
まとめサイトで色々と画像なども
上がっているので
気になる方は、見てみてください。
つい吹きだしてしまうような字幕もあります(笑)
これに対して、アマゾンジャパンの広報は
公式コメントを出したようです。
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作品概要の文章や字幕は、一式で購入をしており
商品の中身のクオリティに関しては
権利元の企業に委ねている状況だった。
指摘を真摯に受け止め
権利元の企業の協力の下、改善に努める。
(コメントの概要まとめ)
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今回Prime Videoで指摘があった作品は
機械で翻訳したと思われますが
ビジネスの場では、公式な文書でなければ
なんとなく意味が分かれば良いからと
Google翻訳で十分と考える方が多いものの、
字幕は、「なんとなく意味が分かれば良い」では
視聴者は満足しない、ということを再認識しますね。
字幕の文化が浸透してきている分、
視聴者の目も厳しくなってきているのかも
しれません。
余談ですが、
受講生の方から、最近、見た映画の字幕が
講座で習った表記と違っていたと
ご質問をいたいただくことがあります。
ワイズの講座では、
「朝日新聞の用語の手引き」に従って
添削をしておりますが、
クライアントによって、好みの書き方や
独自のルールがある場合もあります。
講座ではベースとなる一般的なルールを
学習いただいておりますが
字幕翻訳には、状況に応じて特例もありますし
クライアントによってルールに違いもあるので
その時々の指示に従って翻訳をしましょう。