翻訳の現場から

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2019.10.10
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　 　ワイズ・インフィニティ　映像翻訳通信　Vol.100

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こんにちは。
ワイズ・インフィニティの常宮です。

ついに映像翻訳通信のメルマガも
100通目です！

2017年の９月から週１で配信を続けてきて
もう２年になります。
ゼロからスタートしましたが、現在では
800人近くの方に読んでいただけるようになりました！

今後も毎週金曜日の夕方に
配信をしていきますので
これからも、どうぞよろしくお願いいたします☆彡

メルマガのバックナンバーは
下記スクールのウェブサイトから見られますよ♪
https://wiseinfinity-school.com/category/weekly_email_magazine/

さて、ここで大変残念なお知らせがございます。
10月12日(土)に開催を予定しておりました
映像翻訳フォーラムですが、
大型台風が関東に接近中ということで
お客様の安全を考慮した結果
やむなく中止することになりました。

楽しみにしていただいていた皆様
誠に申し訳ございません。。。

新幹線や飛行機、宿泊のご予約を
していただいていた方も
いらっしゃったかと思います。

中止という形で終わることになり
とても残念なのですが
自然には逆らえません……

ご参加者の皆様には、参加費の
ご返金手続きについて、フォーラム事務局より
メールをお送りしております。
届いていない、手続き方法が分からない
という方は、当メールにご返信ください。


話題は変わり、世の中は
“サブスクリプション”の時代ですよね。

サブスクリプションとは、定額料金で
商品やサービスを継続利用できる
ビジネスモデルの事を言いますが
皆様にとって、一番馴染みが深いのは
動画配信サービスなどの「デジタルサブスク」
ではないでしょうか。

サブスク ビジネスでは、継続して
利用を続けてもらうため
顧客を飽きさせないことが重要です。
そのため、ユーザーの利用データを分析し
サービスに反映していくことが鍵とされています。

Netflixでもおススメの新作情報がメールで届いたり
作品のマッチ度が表示されたりしますよね？
あのマッチ度、結構当たっている気がしますが
皆様は、どう思いますか？

Netflixでは、ユーザーデータを
複数のアルゴリズムによって処理し
ユーザーが好みそうな作品を
割り出しているそうです。

少し前に読んだ記事では、Netflixの
データサイエンティストであるAmir Ziai氏が
動画内の俳優の行動や出来事を
AIで解析できる技術の開発を進めていると
紹介がされていました。
（まずは、AIにキスシーンの識別を
学ばせるところから、研究を進めているようです）

AIが動画内の人間同士の関係性や行動を
認識できるようになれば、暴力シーンなど
特定の描写やシーンを作品の中から自動で分類でき
動画配信サービス側も、より正確なデータの分析に
繋がると期待しているようです。

そうなると、字幕翻訳も将来的にAIが
映像上の人物の感情を分析しながら
決められた字数の中で文脈やシーンにあった言葉を選び
翻訳することができるようになってしまうかもしれない？！
なんて考えてしまいました。

ただ、字幕翻訳をしている時の翻訳者の脳は
字数、情報の優先順位、ターゲットの視聴者にあった
適格な言葉選び、表記など、さまざまな要素を
同時に処理しています。

また、映画などでは、表面上の行動や表情とは
違う感情を示していることもあるわけで
人間の複雑な感情や翻訳者の複雑な脳の動きを
AIが完全に習得できるようになるには、まだまだ
時間がかかりそうだなぁと、勝手に安心しています。
(個人的な見解ですが…)

今後も、AIの動向や
翻訳業界に及ぼす影響については
考えていく必要がありそうですね。

メルマガの最後に、サブスク繋がりですが、
ワイズ・インフィニティでは、今年の11月から
定額制eラーニングサービスを始める予定です！

詳細はこちら！
https://wiseinfinity-school.com/school/e-learning/sub-school-subscription_detail/sub-school-subscription_detail/

11月より、会員登録の受付を開始予定です。
また詳細が決まりましたら、お知らせいたします！

お楽しみに♪

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