2019.10.18
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ワイズ・インフィニティ 映像翻訳通信 Vol.101
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こんにちは。
ワイズ・インフィニティの花田です。
来る10月24日、パシフィコ横浜にて
第29回 JTF翻訳祭2019が開催されますが、
今回はなんと当社の社員も講演を行います!
https://www.jtf.jp/29thfestival/
「産業字幕翻訳の可能性」と題して、
映画やドラマなどのエンターテインメントではなく、
企業系の字幕翻訳に焦点を当てて、
市場の動向や、エンタメとの違い、
さらには制作ツールについても言及します。
実案件でも数が増えている産業字幕翻訳は、
クライアントが一般企業なので、
当然、エンタメ字幕では当たり前と
考えられているルールが、当たり前ではありません。
例えば、1秒あたり4文字で字幕を作っていたら、
とんでもなく文字数をオーバーした代案を
提案されたということもあります。
また別の案件では、長いカタカナの固有名詞があって、
それだけで1行が埋まってしまい、
どう処理すれば元の原語の意味を出せるか
頭を悩ませることもあります。
そういう事例に直面するたびに
やはり映像翻訳の業界は特殊なんだなと
改めて思い知らされます。
残念ながら、翻訳祭の申し込み受付は
終了してしまったようなので、
惜しくも間に合わなかった方は
また別の機会を狙っていただければと思います。