2/6(土)英日通信講座受講生限定のQ&Aセッションを開催しました!
2021.02.13
通信講座の利点はなんといっても、自分のペースで学習を進められることですよね。けれど、その反面、講師と直接話せなかったり、受講生同士のつながりがなかったりというジレンマを抱えている方もいらっしゃいます。 そんなジレンマを解消するべく、2月6日(土)に、英日通信講座受講生限定のQ&Aセッションを開催いたしました。
ご登場頂いたのは、ベテラン翻訳者、風間綾平先生です。限られた時間の中、翻訳に関することはもちろん、勉強方法や、検索のコツなど、いろいろな質問にお答えいただきました。今回はその様子をご紹介いたします。
やっぱり気になる勉強方法
皆さんから事前に頂いた質問の中で一番多かったのが、やはり勉強方法についてです。おすすめの勉強法や、語彙力や表現力の磨き方など、ベテラン翻訳者ならではのアドバイスをいただくことができました。
その他にも、参考になる本から映像翻訳で役立つサイトまで、学習中の皆さんにとって有益な情報が盛りだくさんのセッションとなりました。 参加者の方からは「参考書籍、さっそく買います!」という声も。
さらに話は、先生が翻訳をする際に意識していることへ。
“原文を尊重し、原文に真摯に向き合う”
映像翻訳では、1秒4文字という字数制限があるため、翻訳にすべての意味を入れるのは至難の技です。だからこそ、原文を尊重し、原文に真摯に向き合い、原文の意図がしっかりと伝わるように訳すことが大切だと先生は仰います。そのためには、分からないことはしっかりと調べ、無駄をケチってはいけない、とも。
時には、下調べをしても、その内容を字幕に入れることができないことってありますよね。でも、そういった地道な努力は、皆さんの知識として蓄積されますので、決して無駄な作業ではないんです。先生も字幕の演出をしていた時の蓄積が、今、役に立っていると仰っていました。
先生の翻訳は、原文を咀嚼し、膨大な数の調べ物をし、言葉を吟味したからこそ生まれる翻訳なのだということが伝わってきました。
和やかな雰囲気の交流会
さて、Q&Aセッションの締めくくりは、受講生だけの交流会です。
通信講座受講生の多くが抱えている「皆さん、横のつながりどうやって作っていますか?」という質問から始まり、「通信、通学、実際のところどっちがいいの?」という究極の質問まで、様々なテーマで語り合いました。
話していくうちに、多くの方が似たような思いを抱いていたということも分かり、「同じことを感じていると分かって、ホッとしました」という声も上がります。また、実践科受講生から基礎科受講生へのアドバイスなどもあり、和気あいあいとした雰囲気に包まれた交流会となりました。
限られた時間ではありましたが、受講生の声を直接伺うことができ、スクールスタッフも充実した時間を過ごすことができました。
風間先生、参加された皆さん、本当にありがとうございました。 今回は英日通信講座限定での開催となりましたが、韓日・中日も近日中に開催を予定しておりますので、ぜひ楽しみにしていてください。
皆さんの学習をサポートするために、スクールでは引き続きこのようなイベントを開催していきたいと思っています!