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あなたの字幕翻訳力を「底上げ」するための講座ができました

「もっといい翻訳ができるようになりたい」と

考えている字幕翻訳者のあなたへ

『いい翻訳』の条件はご存知ですか?

 

あなたの字幕翻訳力を「底上げ」するための講座ができました

 

「いい翻訳」ができるようになりたいなら

受講を検討してください

 

 

『原文に忠実すぎて、ちょっと変』

 

これは、提出された訳文に対して出された実際のフィードバックの一部です。あなたがこんなフィードバックを受けたことがあるかどうかはわかりませんが・・・

 

考えてみると、これって案外、難しい問題です。『原文に忠実』に訳しているのに修正を求められてしまう。より正確に言えば、『原文に忠実な“だけ”』では字幕翻訳としては不十分、ということです。

 

では、どうすれば『いい字幕翻訳』ができるようになるんでしょうか?

 

その答えのひとつが『日本語力を上げる』つまり『日本語の語彙を増やす、表現力を上げる』ことです。これについては異論の余地はないと思います。

例えば、原文「I didn’t know that.」に対してどんな訳を充てるか? 原文に忠実に訳すなら「それは知らなかった」ですが・・・

 

登場人物が「I didn’t know that.」と言うのにかかる時間は1秒だとすると、字幕で使えるのはせいぜい4~5文字ほど。「それは知らなかった」は長すぎる。じゃあ少し短くして「知らなかった」なら6文字ですが、実際はこれでも長い。 そこで「I didn’t know that.」を「初耳だ」と訳せるなら・・・ 『いい翻訳』と言ってもらえるかもしれません。これには「初耳」という言葉を思いつく語彙力や感性が必要です。ただし、そうした高い日本語力を持っていても、ある要素が欠けていては結局『いい翻訳』をすることはできません。 「いい翻訳」をするためのもうひとつの大切な要素、それが『脚本を理解する力』です。

 

 

 

“ Where were you !? ” は

「どこにいたの!?」それとも「なにしてたの!?」

 

  すべてのセリフにはその「意図」があります。その「意図」の裏には「脚本」があります。そして、たとえ原文の意味を正確に理解でき、そして忠実に、かつ上手な日本語で訳せたとしても、そのセリフに繋がる「脚本」を理解していなければ、その翻訳は「いい翻訳」にはなり得ません。

 

例えばこんなやり取り。

A: Where were you !?

B: I was checking your car in the garage. 

これを「正しく」翻訳すればこうなります。

 

例えばこんなやり取り。

A: どこにいたの!?

B: 車庫でお前の車をチェックしてたんだ

 

ですがこういうケースでも、尺の制約のために「B:車庫でお前の車をチェックしてたんだ」とは訳出できないこともあります。そんな時、どの情報を残し、どの情報を削るかを判断しなくてはいけません。

そして、問いが「どこにいたの!?」なら、いた場所を答える、つまり「車庫だよ」となるのが普通の流れだと思います。

しかし、もしこのやりとりで本当に重要なのは「Bは車庫にいた」という情報ではなく、「BはA車のチェックをしていた」という行為だという脚本・背景があったとしたら・・・Bに「車のチェックをしていた」と答えさせる流れのためには、Aの問いの訳から見直してみる必要があります。

だとしたら、この場合は以下のような翻訳の方が「いい翻訳」に近いということになります。

A:なにしてたの!?

B:お前の車を診てた

 

脚本を理解していれば、こんな訳ができるようになります。 

 

ワイズ・インフィニティの脚本講座で

『一段上の翻訳』ができる翻訳者を目指しませんか?

 

ワイズ・インフィニティの脚本講座は、映画・ドラマの制作現場で設計図の役割を持つ脚本(シナリオ)づくりの基礎技術を学ぶ講座です。脚本づくりを学ぶことで、効果的なセリフの言い回しやストーリーの全体像をとらえる力が身につきます。

 

こんな方にオススメです。

  • 分かりやすい日本語とは何か学びたい
  • 効果的なセリフの作り方が学びたい
  • 映像翻訳をしていても、セリフの流れや組み立てが苦手
  • 脚本や制作の意図を理解した翻訳ができるようになりたい
  • 翻訳に磨きをかけたい

 

カリキュラム(毎週土曜日11時~13時)

  • 第1回:脚本の役割と制作スタッフについて(7月20日(土))

    映画・ドラマの制作には、監督や俳優だけでなく、さまざまな職種の人が関わっています。1回目の授業では、映画制作の流れを説明し、その中で脚本がどのような役割をもっているのかを学びます。

  • 第2回:脚本の用語や書式 -7月27日(土)

    セリフ・ト書・箱書きなど、脚本を書く上で必要な用語や書式の決まり、原稿用紙と尺の枚数基準について学習します。

  • 第3回:「構成」と「校正」- 8月3日(土)

    「箱書き」の重要性や、脚本と文学の違いについて考えます。また、ナレーション、ナラタージュ、字幕テロップ等の表現技術と使用例についても学習します。

  • 第4回:脚本の執筆と講評 - 8月24日(土)

    身近なことを題材に脚本を執筆し、授業内で共有します。

  • 第5回:実技演習・講評 - 8月31日(土)

    実際の作品を映像から脚本に起こします。同じ題材で執筆した、他の受講生の脚本と比較し、表現活動において重要な「客観性」と「社会性」への理解を深めます。

 

脚本を正しく理解する力を身につければ、、、

● 誤訳や誤表記が防げます 誤訳や誤表記は、前後の流れや話を理解していればつじつまが合っていないことが分かるので防げるものです。ストーリーを理解していれば、自然と自分の訳がおかしい事に気づきやすくなり、ミスが減ります。

 

● 客観性が身につく 自分にとって、知っていて当たり前の言葉でも一般的には馴染みのない用語で、一部の人しか楽しめない字幕であれば、正確な情報であっても意味がありません。映画やドラマは、幅広い層の人に楽しんでもらうためのもの。あらゆる層の視聴者の目線にたって分かりやすい言葉に言い換えることが必要ですが、脚本全体を理解していれば一歩引いて物語を俯瞰することができ、客観的に捉えることができます。

 

● 「日本語の流れが悪い」「わかりづらい」が改善できる 翻訳自体は正しいものの、日本語の流れが悪い、わかりづらい、というフィードバックが出ることがあります。「流れ」とか「わかりやすい日本語」という表現自体が曖昧で人によって異なるので、その部分を「改善しろ」と言われても、「具体的にどうすればいいのかわからない、どう改善すればいいのかわからない」と悩む字幕翻訳者も多くいます。脚本を正しく理解することで、物語の流れが理解できるようになり、それは自然と日本語訳文の流れの改善に繋がります。

 

在宅受講も可能です

お休みの場合もしっかりフォロー!

講座はワイズ・インフィニティの東京校で実施されますが、毎回録画し、それらを教材として受講者の皆様にお送りいたします。東京に来られない方もその録画教材で受講が可能ですし、お休みしてしまった場合も同様に録画教材で学んでいただけます。その場合のフォローもしっかりと行いますので安心してお申し込みください。

※配布資料や映像は授業の翌日にお送りいたします。

※通信(録画映像)にて受講をご希望の場合はお申し込みの際にその旨をフォームの備考欄にご記載ください。

 

お申し込みは2019年7月12日まで!

ここまで読んで、ワイズの脚本講座を通して『一段上の翻訳者』を目指してみようと思われたなら、ぜひ下のフォームからお申し込みください。もちろん、お申込に際して不明点や確認したいことがあればすぐにお答えいたしますのでお気軽にお問い合わせください。受講のお申込期限は7月12日までとなっていますので、少しでも気になっているようであればお早めのご連絡をお待ちしております。

 

回数 5回×120分
期間 2ヵ月
料金 入学金:20,000円(税別) 受講料: 36,000円(税別) ※入学金は弊社の講座を初めて受講される方のみ。
定員 10人 ※最少開講人数4人
備考 パソコン必須

 

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