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映像翻訳者への道のり

映像翻訳者への道のり

最近は、動画配信サービスが充実しているので、海外の映画やドラマに触れる機会が増えましたね。外国語作品を見るとき、大体の方は字幕版か吹き替え版を選択して見ているかと思います。その字幕や吹き替え原稿は、いったいどんな人が翻訳をしているのかご存じですか? 映画館でエンドクレジットのあとに名前が出たり、DVD・ブルーレイのパッケージの裏に名前が載っていたりするのを見かけたことがあるかもしれませんが、これらの映像作品の翻訳は「映像翻訳者」という職業の方々が行っています。この「映像翻訳」の仕事ですが、動画配信サービスの普及により翻訳が必要な作品が増えている今、限られた一部の人たちの仕事ではなくなりました。では、映像翻訳者になるためには、どのような道のりがあるのでしょう。

映像翻訳者になるために必要な語学レベルや資質、手段などについて、字幕翻訳会社・翻訳者育成スクールを運営しているワイズ・インフィニティの担当者が解説します。

映像翻訳者に求められる語学力は?

まず、映像を翻訳するのだから、音声が100%聞き取れるネイティブ並みのリスニングスキルが必要なのではと考える方も多いのではないでしょうか。実は、映像の翻訳をする時は、元の言語(原語)の台本(スクリプト)がある場合が多いです。ない場合でも、ネイティブに聞き起こしてもらい原稿が用意されることもあります。そのため、台本に書かれていることが理解できれば映像翻訳は可能です。映像翻訳をしていても、スピーキングは苦手という人も意外と多くいらっしゃいます。

その場でぶっつけ勝負の通訳とは違い、映像翻訳は映像を止めて調べる時間もとれるので、ベースとなる語学力と読解力があれば、翻訳者に必要な最低限の語学力は備わっていると言えます。ワイズ・インフィニティの修了生の中でも、海外経験は旅行程度だけれども活躍している方はたくさんいらっしゃいます。

映像翻訳者の平均年齢や男女比は?

映像翻訳の仕事に年齢制限はないので、健康であれば一生続けられるお仕事です。『タイタニック』、『スター・ウォーズ』など、さまざまな映画の日本語字幕を担当し、映像翻訳の第一人者とも呼ばれる戸田奈津子さんも通訳業は86歳で引退宣言されましたが、字幕翻訳については、依頼があればやるとまだまだ意欲的です。

実力と意欲があれば、スタートに早い、遅いは関係ありません。ワイズ・インフィニティの翻訳スクールには学生の方から主婦の方、定年間近の方などさまざまです。男女比は、フリーランスで在宅でできる仕事という性質上、女性が多いですが、男性で活躍されている翻訳者もたくさんいます。アクション物などは、そのジャンルに詳しい男性翻訳者にお願いしたいという例もあります。

映像翻訳に必要な物は?

映像翻訳には、まず映像を再生する機材が必要です。ひと昔前は、ビデオやDVDなどのやりとりもありましたが、最近の仕事は、データ形式で映像が支給されることが多いので、パソコンがあれば問題ありません。

翻訳の作業には専用のソフトを使います。パソコンにインストールしたり、ブラウザ上で使用したりするタイプなどいくつか種類があります。映像の上に字幕(文字)を直接入力し、再生ができるような翻訳に特化したソフトで、基本的にはどれも有料です。専用のソフトと聞くと難しそうなイメージですが、ワード・エクセルで使うような基本のパソコン操作が問題なくできる方は、練習を重ねることでスキルも上がっていきます。その他、辞書など、翻訳作業で揃えておきたい道具はありますが、基本はパソコンとソフトがあればできるお仕事です。

どうやったら映像翻訳者になれるの?

字幕翻訳には特殊なルールがたくさんあります。代表的なものが「字数制限」です。文章翻訳であれば基本的には字数制限はありませんが、映像翻訳はセリフの長さに合わせて訳さなければなりません。人間が1秒間に読み切れる字数の目安は4文字とされているので、その字数内で原語の内容をできる限り漏らさずに伝えなければならないのです。

ここで動画にて、少し字幕翻訳の体験をしてみませんか?体験後、字幕翻訳の解説をしているため、字幕翻訳者になることを検討されている方はぜひ参考にしていただければと思います。(英語の素材を使用いたしますが、セリフの全訳もご用意しているため、他の言語の方も全訳から字幕になるまでに流れを確認いただけます)

1秒4文字ルールの他にも、「句読点は使わない」「原則、2人のセリフを1つの字幕に入れない」など、ルールがたくさんあります。これらのルールは、関連書籍から学ぶこともできますが、ルール化されておらず慣習になっている決まり事も数多くあるので、独学だけでは映像翻訳のプロになるは難しいのが現状です。映像翻訳を仕事にするのであれば、誰かに弟子入りをする、映像翻訳関連のお手伝いから始める、映像翻訳の学校に通うという選択肢がありますが、コネクションがない場合は映像翻訳学校で学ぶのが一番堅実です。

どんな翻訳スクールがあるの?

翻訳学校の中には、契約書や本なども含めた翻訳の中の1つとして映像翻訳を学ぶ/経験するという学校もありますが、字幕、吹き替えなど、学びたい翻訳の分野が決まっている場合は、その分野の専門のコースが備わっている翻訳学校を選びましょう。講座修了後に仕事につなげたいという場合は、翻訳会社が母体となっているところや、お仕事の紹介制度が備わっているスクールを選ぶとよいと思います。

他にもワイズ・インフィニティでは、
無料の体験レッスンや個別相談(対面・電話)を行っています。

でも、翻訳学校には興味があるけれど いきなり講座に申し込むのは不安ですよね。

そのような方のために、初心者を対象とした体験授業を無料行いますので 迷われている方はぜひご参加いただければと思います。

初心者無料講座の流れですが、 最初の1時間で字幕翻訳の 体験をしていただきます。

「1秒間のセリフで訳せるのは4文字だけ」など 字幕翻訳の基本ルールを基に訳していきます。

制約がある中で分かりやすい日本語を 作るにはどうしたらよいか講師の解説を聞くだけでも勉強になりますよ。

自分が作った字幕をその場で 映像に載せて再生しますので、プロの翻訳者の気分を味わえるかもしれません。

字幕体験の後は講座の説明を行います。

学習環境に関して不安な点は こちらの時間で解消してください!

さらに、実施する回は限定となりますが スクールを卒業した翻訳者さんを招いての 座談会を行います。 受講中に苦労したことや、やっておけばよかったこと、また、今のお仕事の状況など 学習を始めてから現在に至るまでを 事細かに聞けるチャンスです。

初心者講座の日程など、詳細は下記ページをご参照ください。

ワイズ・インフィニティの初心者講座

映画を題材に字幕翻訳を体験してもらいます。授業の最後には、翻訳していただいた字幕を映像に載せてご覧いただきます。体験のあとは講座の説明を行います。希望者には説明会後に、個別の相談時間も設けています。 字幕翻訳 初心者無料講座のお申し込み

ワイズ・インフィニティの個別相談

対面、またはお電話で個別の説明会を行います。講座に関することだけではなく、業界や映像翻訳に関する疑問にもお答えします。スクール選びや翻訳に関する疑問など、学校に通うかどうか決まっていない段階でのちょっとしたご相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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