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翻訳の現場から


2018.01.19

映像翻訳通信(メルマガ)

字幕翻訳者というプロフェッショナル

こんにちは!

昨日の東京は暖かかったのですが、
今日はまた寒くなりました。
皆さんがお住まいの地域は、いかがでしょうか。

先日、音効(音響効果)について耳にしたので、
今日はその報告と思ったことを書いてみます。

先週に引き続き、スター・ウォーズですが、
ライトセーバーの音と、ダース・ベイダーの呼吸音が
どうやって作られているかを知り、
「へぇ~!!!」となりました。


まず、ライトセーバーの音は、
映写機のモーター音とテレビの雑音を
組み合わせた音だそうです。

YouTubeに、字幕付きで解説があります。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=28&v=msSFQxEoDFc

ダース・ベイダーの呼吸音は、
スキューバダイビングで使用する
レギュレーターの音をもとに作られたそうです。

と言われてもピンとこない方も多いのではと思い、
YouTubeで良い例がないかと捜してみたのですが、
ダース・ベイダー感あるものを
見つけられませんでした…

とりあえず、以下の動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=RGxaLc2bOcg

口にくわえているのが、レギュレーターです。
(正確には、ホース類のことをまとめて
レギュレーターというのですが、
ここでは便宜上、口にくわえているものを
レギュレーターとさせていただきます。)

「スー」「ブクブクブク」が連続で
聞こえてきますが、「スー」というのが
レギュレーターでタンクに入っている空気を
吸っている音です。
スポッティングでIN点を捜すときのように、
イヤホンを使って聞いてみてください(笑)

この音を加工して、ダース・ベイダーの
呼吸音にしたそうです。

今はスキューバダイビングも
それなりにポピュラーですが、
最初のスター・ウォーズが公開された
年代を考えると…
よく思いついたなあと思いませんか!?

当たり前のことではありますが、
国や言語に関わらず、
映画やドラマ等の映像作品を作るには、
監督や俳優はもちろん、音響効果、音楽、
脚本、演出、照明、美術、メイク、衣装、
カメラ、映像編集、CGなど、
それぞれに専門のスタッフが必要になります。

ということは、映像作品は、
いろんなプロフェッショナルの
技術や魂でできているんですね。

そう考えると、その技術や魂を日本に
伝えるとき、最後の最後で字幕翻訳者が
手を抜くわけにはいきません。
字幕翻訳者も、言葉や翻訳のプロフェッショナルです。
「映画、ドラマが好き!」という気持ちと、
プロフェッショナルとしての覚悟を持って
ハコ書き、スポッティング、
リサーチ、字幕翻訳に取り組んでくださいね!

ちなみに、先週のパロディー、
字幕なしのものがYouTubeにあがっていました。
つっこみどころ満載なのですが、
私は特に3分のところで吹きました(笑)
映像だけでも十分笑えるので、ご興味があればご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=0ymFxkFfIhU

メルマガに書くのが遅くなりましたが、
大阪校でもSSTワンデーレッスンを始めました!
1回2時間のマンツーマンです!
プロの字幕翻訳者として、もう少しスポッティングの
正確性を身に着けたいという方におすすめです!
(“!”を多用しましたが、やはりうるさいですね…笑)

完全予約制となりますので、受講をご希望の場合は、
お早めにお申込みください。
東京校、大阪校で承っております!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://wiseinfinity-school.com/school/sst2.html

来週は、また寒波がやってくるそうですが、
字幕翻訳への熱で、寒さを吹き飛ばしましょう!

それでは、また来週の金曜日に配信します!

※字幕のルールでは中黒は半角ですが、
メルマガでは半角にすると文字化けしてしまうため、
全角にしております。

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