こんにちは!
ワイズ・インフィニティの常宮です。
メルマガには、久しぶりの登場です。
ご無沙汰しておりました。
3月ですね~
皆様は、
3月と言って思い浮かべるのは何ですか?
ワイズでは、この時期に
映画祭上映作品の依頼が重なる事もあり
3月=映画祭と言えるくらい
毎年の恒例イベントとして定着しています。
来週末から開催される、この2つの映画祭も
毎年、字幕でお手伝いさせていただいています!
・東京アニメーションアワード 3月9日(金)~12日(月)
https://animefestival.jp/ja/
・大阪アジアン映画祭 3月9日(金)~12日(月)
http://www.oaff.jp/2018/ja/index.html
映画祭は、
世界中から集められ選出された秀作を
たくさん鑑賞できる絶好のチャンスです!
日本初上映の作品もたくさんあって、
新作をいち早く鑑賞できるのも
映画好きには魅力的ですよね!
監督や出演者たちが、ゲストで来ていたりするので
鑑賞後にお話を聞いたり、
交流の場があるのも、映画祭ならではです。
映画祭は、字幕翻訳者にとって
実績を作る
チャンスでもあります!
ボランティアを公募している映画祭も
ありますが、選抜するための試験があったり
するみたいですね。
ワイズでは、修了したばかり翻訳者さんに
優先的に、映画祭のお仕事をお願いしております。
映画祭運営スタッフの方も、ありがたい事に
“新人の翻訳者さんの経験の場に
していただければ“とご理解をいただいています。
そこで、本日は
映画祭の翻訳までの流れについて
書きたいと思います。
たくさんのエントリー作品の中から
上映される作品が決定し、
字幕翻訳の作業に入るわけですが、
エントリーされた映像が、そのまま上映できる場合と
上映用の映像を待たなければいけない場合があります。
上映用の映像が別にある場合は、
仮の映像で翻訳を進めて
最終映像が届いてから、スポッティング(計ったタイム)を
合わせなおす事もあります。
韓国語・中国語・他言語の作品だと
映像に英語字幕が付いているものもあります。
その場合は、
英語字幕に日本語字幕が被ってしまうので
普段は横下の位置で出しますが、
全て縦字幕にしなければいけない事も…
字幕の位置が変わるだけじゃん。
と思われた方!
映像画面は、縦と横の比率が違うので
横より短い縦で、字幕を出す場合は
字数の制限が変わるのです。
ただでさえ、字数が限られているのに
縦字幕になると、もっと少ない字数で
表現をしなくてはいけません…。
このように映画祭は、色々な意味で刺激的です。
その分、完成した時の喜びも大きいもの。
映画祭の字幕を担当する
その時までに、心の準備をしておきましょう!
大阪アジアン映画祭で、
どの作品を見ればいいか迷うという方は
キネプレさんのこちらの記事を
ご参考にしてみてください♪
http://www.cinepre.biz/archives/23337
ワイズからも
数名、映画祭に行く予定です!
ではまた~!