2018.09.07
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ワイズ・インフィニティ 映像翻訳通信 Vol.47
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こんにちは。
ワイズ・インフィニティ教育事業部の常宮です。
今週は、大阪で台風、北海道では大きな地震が起き
大変な一週間でした。
これらの災害により被災された方々に
心よりお見舞い申し上げます。
ワイズ・インフィニティの大阪事業所に
被害はありませんでしたが、在宅ワークを
していた大阪の社員は、住んでいる地域が停電になり
暗闇の中、作業を続けたそうです。
普段、当たり前に使っている電気や
インターネットが、急に無くなってしまうと
こんなにも不便になるのかと実感しますよね。
納期直前のお仕事を抱えていて
困った方など、いらっしゃいましたか?
いざ無くなった時に、何もできなくなってしまうなら
テクノロジーに頼りすぎるのは良くないと
思ってしまいますが、仕事上、そういかない事もあります。
これまでのSST(業界最大シェアの字幕制作ソフト)は
Mpeg1とwmvの映像形式しか、読み込みができず
クライアントから提供される映像も
SSTで再生可能な形式で送られてくるのが
当たり前でした。
しかし、Net SST G1とSST G1 Lite2に搭載されている
新再生モードでは、MOVやMP4も
読み込みができるようになったので、クライアントが
Net、Lite2を使用してチェックをしている場合は
古いSSTで読み込みが出来る形式で、映像を
ご用意いただけない事もあります。
その場合、必然とMOVやMP4が再生できる
新しいSST(Net、Lite2)を所持している翻訳者さんに
お仕事を依頼する事になります。
*ワイズでは、案件に合わせて
古いSST(SSTG1)とNetの両方を
社内で使用しています。
また、映像の受け渡しや納品後のプロセスが
スムーズだからと、クライアントが開発した
自社ソフトで作業ができる人が、仕事上
優遇されるケースもあります。
ワイズが主催する「字幕翻訳コンクール」で
使用させていただいたi Media Transという
字幕制作ソフトもその一つです。
使える人が少ないうちは、イレギュラーな仕事だけ
出来る人が対応するので済みますが、
使えるのが当たり前になってくると
使えない人は、できる仕事が少なくなっていきます。
そうなると、翻訳者として生き残るには
テクノロジーの進化についていかなくてはなりません。
9月17日(月・祝)に開催する
映像翻訳フォーラムでは、話題の機械翻訳や
翻訳ツールの現状について、取り上げます。
機械翻訳の精度は、どこまできているのか。
映像翻訳業界で、機械翻訳は
どのように捉えられているのか。
今後、映像翻訳業界で、採用される技術は
どんなものなのか。
いち早く、知れる良い機会です。
開催まで、あと10日。
残席は、まだわずかにございますので
お早めにお申込みください。