2019.1.11
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ワイズ・インフィニティ 映像翻訳通信 Vol.63
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明けまして、おめでとうございます!
ワイズ・インフィニティの常宮です。
年末年始は、ゆっくりと過ごせましたか?
ワイズ社員は、実家に帰省した人が大多数でした。
教育事業部は、上京組が多く
花田は福岡、田村は長野、盛は青森出身です。
(わたくし常宮は、神奈川県民です。)
それぞれ、帰省をし、故郷での時間を
楽しんだみたいです。
社員の中には、旅行に出かけた人も何名かおり、
私はタイに行ってきました!
観光シーズンだからか、交通機関も
食事も待ち時間が多く、それでも
イライラしているような人はいなかったので
微笑みの国、タイの魔法なのかな?と思いました。
日本での出来事だったら、私は絶対に待てません…笑
さて、フリーランスの方にとっては
確定申告の準備をする時期では
ないでしょうか。
ワイズ・インフィニティでも
2018年にお仕事をしていただいた
翻訳者の皆さまに、「支払調書」を送る準備を
しています。
年末のメルマガでは、「経費として計上する
領収書をまとめておきましょう」という話が
ありましたが、自分がやった仕事の記録を
付けておく事も大切です。
例えばこんな記録です↓
・ 依頼された日/納品した日
・ 内容(どんな作品のどんな映像?)
・ 報酬
・ 担当者
*月をまたいで作業をする場合
通常、請求は納品が終わった後にします。
翻訳会社によって、請求方法は異なりますが
ワイズでは、翻訳者さんに請求書を
作成いただいております。
(他社では、発注書が送られてきて、
確認・捺印をして戻した後、
報酬が振り込まれるというケースもあります)
翻訳者さんから送っていただいた請求書を
こちらのデータと合わせて
チェックしているのですが、毎月必ず
何名分か修正が発生します。
弊社の記録が間違えている場合もありますし、
翻訳者さんが間違えていることもあります。
人間なので、ミスはつきもの…
と言い訳をしてはいけませんが、
やはりミスはあるものです。
字幕翻訳の場合、「1分でいくら」というレートが
決まっているので、「レート×映像の尺」で
請求額が決まりますが、映像ファイルの構成や
クライアントによって、尺の計り方が
違う事があるのです。
ファイルの冒頭から終わりまで、
全てが翻訳範囲であれば、
ファイルの長さ=請求する尺になりますが、
複数のコンテンツが入った映像や
本編の間にコマーシャルブレイクが入っているもの、
タイトルやTRT=Total Running Time(映像の全体尺)などの
説明情報が映像の前に入っているものもあります。
(説明情報の画像に入っている文字の翻訳は不要な事が多いです)
クライアントによって、
秒数を繰り上げ/切り捨てるかの方針には違いがあり、
最後の字幕のアウトのタイムで請求尺を決める場合も
ありますので、請求をする際は、きちんと確認を
するようにしましょう。
ワイズでは、翻訳者さんに仕事をお願いする際は
必ずメールで、請求尺を書くようにしています。
なので、請求書と記録が間違っている場合でも、
メールを見返して確認する事ができます。
ただ、この見返しの作業、結構な時間を
取られてしまうので、請求間違いや請求漏れによって
皆さんが損をする事がないように
毎回メールで請求尺の連絡がきたら、
その都度、記録をとっておくと、
月末の請求が楽になると思います。
請求を溜めてしまう方もいらっしゃいますが
溜めた分、漏れや間違いが発生する確率が
高くなってしまいます。
毎月の振り返りをする意味でも、月の終わりには
きちんと働いた分の請求をするように
心がけたいですね。