2018.2.22
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ワイズ・インフィニティ 映像翻訳通信 Vol.68
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こんにちは。
ワイズ・インフィニティ 教育事業部の
田村です。
本日は映画祭についてお話します。
皆さま、映画祭に行かれたことはありますか?
映画祭というと、
カンヌ、ベネチア、ベルリン国際映画祭などを
思い浮かべる方も多いのかと思いますが、
日本にも、気軽に行ける映画祭が沢山あります。
大きなものだけでも1年間で
約130以上の映画祭が
開催されており、小規模のものを含めると
もっとあるのではないでしょうか。
映画祭の規模は、大小さまざまではありますが
実は、新人翻訳者が劇場作品デビューできる
大チャンスなんです。
映画祭は、字幕翻訳のボランティアを
公募していることも多く、
字幕の学習経験がある方は重宝されます。
しかしこのような公募の場合でも、
応募したら必ず翻訳をさせてもらえる
というわけではありません。
書類審査やトライアルを設けているところが多く
晴れて翻訳できることが決まっても
一つの映画を他の翻訳者と分担して
翻訳することもあります。
その点、弊社経由で依頼をした
映画祭作品の翻訳は、
映画一本丸々お願いするので、
自分1人で翻訳したことが自信につながります。
去年は、下記の映画祭の
お手伝いをさせていただき
多くの修了生が活躍しました!
・京都国際映画祭
・沖縄国際映画祭
・東京アニメアワードフェスティバル
・あいち国際女性映画祭
・大阪アジアン映画祭
京都国際映画祭や沖縄国際映画祭では
ウェブサイトやパンフレットの
英訳もやらせていただいています。
国際色豊かなイベントなので
映画字幕だけでなく、付随した仕事を
いただくこともあります。
そして、この時期に毎年お手伝いさせて
いただいているのが「大阪アジアン映画祭」です!
3月8日(金)~3月17日(日)の
日程で開催されます。
今年は、7名の修了生に翻訳を
お願いしました。
去年修了されたばかりで、すでに映画1本の
翻訳を任された方もいらっしゃいます。
その2作品をご紹介いたします。
どちらも日本初上陸作品ですので
いち早く新作を見ることができるのも
うれしいですよね。
●「なまず」韓国語
東京校 韓日字幕講座修了生 担当
主人公が奇妙な事件に遭遇する様子を
描いた、監督の長編デビュー作。
●「七夕の妻」英語
大阪校 英日字幕講座修了生 担当
フィリピンの農業に関する映画祭で
グランプリを獲得した作品。
もともとは、フィリピンのタガログ語
の作品ですが英語のスクリプトから
日本語に翻訳をしました。
希少言語だと、英語に訳したものから
日本語の字幕をつけることがあります。
映画祭といえば監督や出演者に会える
イベントも魅力の一つですよね。
大阪アジアン映画祭では、
今後の活躍が期待されるスター性ある映画人
1名を選出する【オーサカ Asia スター★アワード】
というものを開催しています。
今年は、台湾のスター俳優、ロイ・チウ(邱澤)
に決定したそうです。
歌手活動も行っていた方で
兵役前のファンミーティングは
追加公演も行ったほど
人気の俳優さんです。
他にも様々なイベントが盛りだくさん
ですので、興味のある方はHPを
覗いてみてください。
前売り券は今週土曜日午前10時から
発売開始です。
(メインビジュアルをつとめる大阪府の
ご当地アイドル「オバチャーン」の
インパクトがすごいです!!)
HPはこちらのURLから
↓↓↓
http://www.oaff.jp/2019/ja/index.html