2018.04.28
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ワイズ・インフィニティ 映像翻訳通信 Vol.29
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【 ワイズ・インフィニティ 映像翻訳通信 】
こんにちは。
ワイズ・インフィニティ教育事業部です。
ゴールデンウィークだ!と思い
うきうきしていたら、昨日メルマガの配信を
忘れてしまいました・・・
今回のメルマガでは、
字幕翻訳の学習に行き詰まりを感じている方、
第一歩が踏み出せずにいる方へ
メッセージをお届けしたいと思います。
翻訳会社/スクールで働いていると
色々な方と関わる機会があります。
・これから字幕翻訳のプロを目指す方
・字幕翻訳のスクールに通っている方
・トライアルの合格を目指している方
・字幕翻訳者として仕事をしている方
字幕翻訳の習熟度は、
さまざまですが、どんなに経験豊富な翻訳者でも
“自身のスキルや才能に自信を持っている”
という方は、あまり見かけません。
翻訳はかけた時間だけ、手を入れたくなり
100%やりきったという気持ちで納品できたことはない。
という話を、ベテラン翻訳者から
聞いたことがあります。
これからプロを目指したいと
考えている人の中には
プロの翻訳家は、辞書も見ずに
すらすらと良い訳が思い浮かぶスゴイ人で、
語学力や文才がずば抜けていないと
なれないのでは?と不安に思っている方が
いるかもしれません。
しかし、プロの翻訳家でも、
地道に、辞書や書籍、インターネットで調べて
字数の制限と格闘をしています。
この間、新しいクラスを
担当する事になった字幕翻訳家の先生が
受講生の中に珍しい苗字の方がいらっしゃった際
読み方や由来、どの地域に多い名前なのかまで
調べたそうです。
授業前か授業中に聞く事もできるのに
そんなところまで調べるんだ!と
感心してしまいました。
字幕翻訳をしていると
知らない事が気になるように
なるのかもしれません。
私には才能がないかもしれない…と
自信を無くされている方。
字幕翻訳は訓練です。
素材やクライアントが変われば
求められる要求も変わるため
まったく同じ案件というのは存在しません。
プロの翻訳者になっても
常に、新しい事への挑戦です。
しかし、経験を積み重ねることで
悩む時間や回数が少なくなり
プロとして一定の品質で
翻訳が出来るようになっていきます。
新しく知ったこと、指摘を受けた事、
褒められた事を糧にして、
次の翻訳に生かしていきましょう!
フィードバックしたことが
次回の翻訳で直っていたので
成長を感じたという話を
講師やチェックをしている制作部から
よく聞きます。
地道な努力かもしれませんが
自分でも知らないところで
相手に評価されているかもしれませんよ!
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