2018.06.29
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ワイズ・インフィニティ 映像翻訳通信 Vol.37
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【 ワイズ・インフィニティ 映像翻訳通信 】
皆さま、こんにちは。
ワイズ・インフィニティ教育事業部の常宮です。
今週、関東では、暑い日が続きましたね。
そして本日、気象庁より
関東甲信の梅雨明けの発表がありました。
雨嫌いの私にとっては、うれしいニュースです。
暑さと、W杯による寝不足で
体調を崩す方も多いようなので
皆さん、体調管理にはお気を付けください。
本日、ワイズ・インフィニティ東京校では
クローズドキャプションの登録制作者さんや
当校の講座修了生向けに、
スキルアップセミナーを行いました。
クローズドキャプションは、日本語のセリフを
聞き起こして、字幕にするだけ
と思われがちですが、実は奥が深いのです。
まず、クローズドキャプションは
放送系と配信系の2種類がある事を
ご存知でしたか?
放送系は、テレビ放映用の日本語字幕を指し、
ワイズでは、70~80年代のドラマシリーズの
お仕事をよく受けています。
監督や女優、俳優の特集で依頼がきて
関連作品を続けて作業する事もあり、いつの間にか
一定の作品にすごく詳しくなったりします。
配信系は、Netflixなどの動画配信サービス用の
日本語字幕で、ジャンルはさまざまですが
特にアニメのシリーズや映画のお仕事を
ワイズでは多く受けています。
放送系、配信系の大きな違いは、
スポッティングです。
配信系は、字幕翻訳と、ほぼ同様のルールで
IN点、OUT点、共に1フレーム単位で
スポッティングをし、
カット変わりも合わせますが、
放送系では、10フレーム・20フレーム単位で
スポッティングを取ります。
またカット変わりの処理もしません。
その他には、記号の使い方にも
違いがございます。
同じクローズドキャプションの仕事でも
ルールが大きく異なり、制作者さんも
初めは、どちらか一方のジャンルをメインで
仕事をスタートし、徐々に仕事の幅を
広げていく方が多いです。
クローズドキャプションのセミナーは
年に4回行っており、全てに参加をすると
放送系・配信系の一通りの仕事が
対応できるようになるよう構成されています。
講座では、現在、配信系をメインで
学習いただいているので、放送系や配信系の
実案件で役立つルールを、もっと細かく
学習したいという方は、是非ご参加ください。
次回は9月に、開催を予定しております。
※ワイズ・インフィニティのCCの登録制作者か
CC講座の修了生であることが、申込条件です。
クローズドキャプションが未経験で
これから始めてみたいという方は、現在10月開講の
追加募集クラスにてお申込みを受け付けております。
↓ ↓ ↓
https://wiseinfinity-school.com/school/cps.html
実践科では、字幕講座修了生用に
SST講座免除コースもございます。
↓ ↓ ↓
https://wiseinfinity-school.com/school/cp3.html